さて、来週からエッセン新作が入りはじめたり、まだ新作の吟味が終わってなかったり（泣）であわただしい中、今日当社倉庫を出荷になりましたアブストラクトゲーム、
ヴィジア
が今回紹介いたしますゲームその2です。
量が多いので同じくMJゲームズのカラヤのスルタンと2本立てで行きますよ！
なお、大噴火も来週出荷となる予定です。
その次にはZ-MANが色々な業界の問題を乗りこてようやく着荷しそうですのでご期待ください。
ちなみに。
次から次と入ってくるこんな状況なんで、今月のゲームマーケットにナニを持っていけるかも実はまだ未定です……いつもの通りギリギリ粘りますよ！
某復刻SLGもありますが、それはまたイベントが近づいたら……
さて、今回ご紹介するヴィジアですが、ストーリーやキャラクターが乗っかっていない、「オセロ」や「囲碁」などに代表される抽象（アブストラクト）ゲームです。
当社扱いだと……インジーニアスとか。砂漠を越えては実質アブストラクトの気もする。
ルールは簡単。
タイルは正三角形で、6色。
プレイヤーはこのタイルを「手札」2枚と常に4枚公開されている「共有タイル」から使うことができます。
タイルは場に出して……
辺で接するように並べます。
ただし、接することができるのは色相環で隣の色だけ。
赤と青の間には紫、赤と黄の間には橙、黄と青の間には緑が並びます。
プレイできるのは手札と共有タイル全部。最低1枚から最大6枚までプレイできます。
ただしパスはできず、最低1枚はプレイする必要があります。
そして、環ができたら得点です。
「完全なる環」なら3点！
「ニ色の環」なら2点！
「不完全なる環」なら1点。
トークンをおいて自分の得点であることを表示します。
簡単なのはココまで。
キモはタイルの補充方法。
まず手札の補充ですが、まず共有タイルから好きなタイルを選んで手札にします。
共有タイルの4枚を使ってしまっていたら手札は補充できません。
手札上限は2枚で、他のプレイヤーは何色を補充したか覚えておいたほうがいいでしょう。
次に、ストックからランダムに4枚のタイルを公開します。
当然ながら――――
後手は先に置かれたタイルを利用できますので環を完成しやすくなるし、
自分の手札はなくなるので次の自分の手番はつらいし、
共有タイルは一新するしので次のプレイヤーは運次第では良いタイルが来るかもしれない
――――わけで、タイルが置けるからといってただ漫然と置いていくとか、手札補充を何も考えずにしてしまってはダメなわけで、場と、共有タイルと、他の人の手札を鑑みてやる必要があるのです！
他にもオプションルールを採用すれば、運の要素を減らすことにもなるので純粋なスキルのゲームになっていきます。
パシッとはまったときの不思議な感覚がかなり快感で、派手な展開は無く地味だけどじわじわ面白い感じのゲーム。
価格も安いので、たまにはアブストラクトゲームもいいじゃなーい、と言う人にオススメです。
ヴィジア（Vizia）
プレイ人数：2-4人
対象年齢：7歳以上
プレイ時間：約30分
製作：MJ Games
価格：1,600円＋税
つか、「アブストラクトはチョット……」と言う人が多いのはわかってる上での商品セレクトなので、大はずれでは無いよと言いたい。
近日入荷予定のアブストラクトゲーム、ヘクス・ア・ゴンも不思議に後を引くプレイ感覚でついつい繰り返してしまう良ゲームなので注目だよ！