先週ドイツはエッセンで行われたエッセン・シュピーレはドミニオン世界大会で日本が圧倒的な力量を見せて優勝したり、カルカソンヌの世界大会で日本人が惜しくも優勝に届かなかったりといった話題も含め、山のような新作が(毎年のことですが)発表され、当然これから毎週のように新作の受注が開始される季節となります……かなりユニークなゲームや期待の大作、待望の日本語化などが控えているのですが、それは置いておいて、今回紹介いたしますのは来週出荷となりますお絵かきゲーム、
グラフィティです。
たぶん、店頭には2日くらいから並ぶんじゃないかなーと思います。
さて、ルールは簡単で……
まず一人が解答者になります。他の人は絵を描きます。
解答者になる回数は、全員が同じ回数になるようにしましょう。
で、解答者にはばれないように「お題カード」にあるお題を制限時間内(砂時計で測る)に描きます。描いてるところも見せないように。
お題はたっぷり200枚×2(やさしい&むずかしい)。
一部はドイツ語版から日本向けにアレンジしたものになっており、単純な翻訳に収まっておりません。
コレを誰が書いたのかわからないようにして解答者に渡します。
解答者は……
1)お題を当てます。
当たれば解答者は得点を獲得できます。回答件は3回で、1回で当てれば2点、3回目までに当てれば1点、当てられなければ0点です。
じゃぁ、お題がわからないほど下手に描けばいいのかと言うと……
2)解答者が最優秀賞を決めます。
基準は解答者次第。こちらは2ポイントを書いた人に与えることになります。
やっぱりある程度うまく描かなきゃダメですな。
3)そして、解答者はそれぞれのお絵かきボードを作者と思われる人に渡します。
当たれば解答者に1ポイント、外れたらそのボードを受け取った人に1ポイント。
自分の作風は消して描かなければならないようです……ってどうすりゃいいのよ?
コレを順番に繰り返して、最も得点を獲得したプレイヤーが勝ち。
コレはポイントチップ。
簡単でしょ?
ルールは。
なんだこの残念な絵は……お題がなんだかわかる?
答えはこの下に隠してあるよ。
あと、対象年齢12歳以上ではありますが、小学校低学年でも遊べます(大人は子供の絵にあわせて描かないと、誰が書いたかばれますので大変(笑))。
遊べますが……
まぁ、子供と遊ぶ場合はお題カードをあらかじめいくつか抜いておいたほうがいいかもしれません。
とはいえ、単純に絵を描いてお題を当てさせるだけでも盛り上がるもの。ゲーマーにはもちろん、ゲームになじみの無い人――特に子供やお年寄りでも遊べるので、ゲーマーではない人と遊ぶ機会がある人には特にオススメいたします。
グラフィティ【日本語版】
プレイ人数:3-6人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:約30分
製作:Huch!&Friends
価格:4,800円+税
答え:鶴