今回紹介いたしますのは、事故を起こさないようにしながら、工事現場で上からの指示に従って鉄骨を置いたり作業員を置いていくバランスゲーム、
メン・アット・ワーク
です。何をするゲームなのか……ほぼこれで説明おしまい。
これらは種類ごとにまとめておきます。
プレイヤーが何を置くかはこちらのカードで決定。
左の山札の上のカードで「何色の鉄骨を置くか」もしくは「作業員をどの色の鉄骨の上に置くのか」が決まります。
これは……「黒か橙の鉄骨の上にレンガを乗せて置く」。
置くときは片手で、すでに置かれているピースを押したりしてもOK。
これは「作業員を置いた後でその作業員にレンガ1個を乗せる」。
こいつは「紫かオレンジの鉄骨を、2本の別の色の鉄骨に触れるように置く」。
置いたら手番プレイヤーの証であるレスキュースティックを次の人に渡して手番オシマイ。
なお、こいつを持っている間は責任者ですのでご注意を。
ゲームの開始時、各プレイヤーは「安全証明証」を3枚受け取り、事故を起こすたびに1枚失います。
事故の定義は、「地面に何か落とす」か「作業員の上に何か落とす」です。
事故です!
ただし作業員は途中で引っかかっているので事故ではありません。
安全証明証を3枚ともなくしたらゲームから脱落。工事現場出禁です。
なお、事故が起きた場合、次のプレイヤーは建築指示を受け取る前に、現場を片付けなくてはなりません。
レスキュースティックで、各資材置き場・作業員待機所にピースを戻します。
改修中に事故がまた起きた場合は、次のプレイヤーが現場を片付けます。
つまり、連帯責任です。
最後まで脱落せずに残るか……
途中現れる現場監督リタが「一番高いところに何か置いたらくれる表彰状」を特定数集めると勝ち。
「一番高いところに置くと表彰」という時点で事故を誘発しているともいえるので、表彰状で勝つのは難しいかも。
ゲームの手順自体は簡単で建築現場というイメージもしやすく(ただし「いったい我々は何を建築しているのか?」という根源的な疑問がわきつつも)とんでもない指示や事故処理に一喜一憂できるパーティーゲームとなっております。
メン・アット・ワーク
プレイ人数:2-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:約30分
製作:Pretzel Games
デザイン:リタ・モドゥル
価格:7,000円+税