アフリカだジャングルだ『チケット・トゥ・ライド:ハート・オブ・アフリカ』


まぁ、今年はエッセン以降ものすごい量の商品が入荷したり、到着が遅れたり、しかも当たり年であったりと9月以降の今年の疾走感はすごかったなぁ(←もう終わったつもりでいる)
そういえば、北極海周りの船便だと思ってたあのゲーム、なんで今地中海に面したあの国にあるんだろう……

と、いうわけで。
今回紹介するのは船便でもさすがにこっちのルートだけはさすがにないアフリカ南部を舞台にした、
チケット・トゥ・ライド:ハート・オブ・アフリカ
を紹介します。

と、いってもアジアとインドに続いてマップシリーズでは3作目なので語るべき点は少ないなー。
相違点だけ……

今回はマップ片面のみ。
サハラより南の所謂「アフリカの心臓」、中央アフリカから南アフリカにかけての地域。
ゲームの年代的には、欧州列強の植民地だったころで、宗主国により資源を持ち出すために鉄道がボチボチ作られていたはず――なんですがあまりに資料がありませんなぁ。


アジスアベバ。


ファショダ。

さて――今回のシステム上の目玉は『地形カード』。

今後のジャングルやナミビアの砂漠、見知らぬ大河や沼地が広がる、地図などない暗黒大陸だった当時
(前回紹介した『レディ・アリスの追憶』のヘンリー・モートン・スタンレーもアフリカを探検してたりします)
これは列車カードの代わりに引くことができ、路線を完成させるときに捨て札にすることでその路線の得点が倍になるというもの。

こんな感じ。
ちなみに写真で使っているコマはふつーのコマがすぐ出てこなかったので、ハロウィン列車セット
あんまり似合わない。
地形カードは、困難な地形を抜ける路線を作ったとか、地図さえない未踏の地に鉄道を踏破した、などの偉業を表しているのかな?

このカードのおかげで、安い路線と行先で手堅く狙いつつ得点は地形カードでお高く取る、行先にも他の路線に目もくれず長い路線をひたすら完成させて大量に得点するなど、今までと違った勝ちパターンが加わることになります。

シリーズのファンであれば、残る大陸はオーストラリアと北アフリカと南米と南極大陸だけなので、五大陸制覇を夢見ながら、今のうちに入手しておくことをお勧めいたします。

チケット・トゥ・ライド:ハート・オブ・アフリカ(Ticket to Ride the Heart of Africa)

プレイ人数:2-5人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:約30-60分
ゲームデザイン:Alan R. Moon
製作:Days of Wonder
価格:3,000円+税
※単品では遊べません。

この期に及んで入荷予定が立っていないものがあるのですが、来週明けにはすっきりわかるハズ。
日本に届くのか届かないのか。
届いても出荷が間に合わないので初荷になるのか。
年明けしてから日本に届くのか……