まだ来ていないのは、触手管ゲーム旧き神は来ませりと拠点攻略協力型ダイスシミュレーションゲームのD-Dayダイス(原文が”D-Day Dice: Do or Die!”でD出しまくり。しかもDieはサイコロの単数形Dieと死ぬDieのダジャレ)が控えております……
というわけで今日は22日に出荷いたしましたお絵かきパーティゲーム、ピクトマニアを紹介します。
プレイした人はまず絶賛のパーティーゲームですので、絵を描くのはちょっと……という人もオススメのゲームです。
ルールは簡単。
このお題に対して、各プレイヤーにはどのカードの何段目を描くのかの指示カードが配られます。
どのカードの何段目かをこれで指示されるわけ。
で、一斉にお絵かき開始。
自分のお題を、ほかの人にわかるように描きつつ、ほかの人がどれを描いているのか当てます。
あてるのはこのカード。記号は気にせず、数字は被らないので、必ず誰かを指定したことになります。
で、これだと思ったらその数字をその人の前にある伏せておいた指示カードの上に置きます。
早ければ早いほど高得点。
もうこれ以上描けない、当てない、と思ったら真ん中に置かれたボーナストークンを取ります。
ボーナストークンはプレイ人数より1枚少なく、無くなったらラウンド終了なので、最後の人は回答カードが残ったり、絵が描き切れていなかったりするはずです。
これが終わったら得点タイム。
描く絵ごとに、早くあてた人から順番に、得点トークンを配ります。
余ったらマイナス点なので、まじめに何を描いているのかわかるような絵(上手な絵というわけではない!)を描かなくてはなりません。
こうやって、当てた時にほかのプレイヤーからもらった得点の合計から、手元に配りきれなかった自分の得点タイルの合計を引きます。
ボーナスは、誰も自分の絵を当てることができなければ+にはなりません。
また、誤回答が一番多ければマイナス点になってしまいます。
これを5ラウンド繰り返して、得点が一番高い人が勝ち。
リアルタイム系ゲーム特有の、あわただしくプレイするドキドキ感や、思わぬ発想の絵にうなったり、あまりの画伯っぷりに悶絶したり、なんでそんな絵を描いたという奇天烈な絵に爆笑したり、エッセン注目リスト入りも納得のお絵かきゲームです。
ちなみに今回の絵はこんな感じ(FFTCG開発チームに協力してもらいました)。
さて、どれがどれかわかりました?
画伯が混ざっておる。
なお、上は難易度2で、さらに簡単なものから、難しいもの、悶絶級のものまであります。
難易度3はこんな感じ。
実は設計がうまく、こんな感じで別なカードと紛らわしいお題が混ざるようになっています……
さらに難しい難易度4。
意外と何とかなりますが、どう表現するかだけでも頭をひねります。
何しろ具体的なものを描くカードが極端に減るので、具体的な対象を描く能力、つまり絵がうまいかどうかは関係なくなりますな。
と、いうわけで。
絵のうまい下手よりはコミュニケーション能力と発想力が重要なゲームですので、絵を描くのはちょっと、という人でも問題なし。
広い層に文句なくおすすめできるお絵かき系ゲームです。
ピクトマニア【日本語版】
プレイ人数:3-6人
対象年齢:9歳以上
プレイ時間:約25~45分
ゲームデザイン:ヴラーダ・フヴァチル
製作:PEGASUS SPIELE
販売:ホビージャパン
価格:4,800円+税
ちなみに。
日本語でのプレイ感と英語でのプレイ感は実は結構違います……たぶんドイツ語と英語も違うと思いますが、それ以上。
というのも、日本語での単語の意味のブレは英語よりもはるかに少ないはずなので、同じお題でも英語だと使えるテクニックが使えないのです!
たとえば。
『誠実』というお題であれば、日本語だと誠実そうな人とか、行いを描こうとなりますが、英語だったらHonestyなのでビリー・ジョエルを描くというアクロバットも可能です。
日本語だと、『オネスティ』とお題にないとダメですが。
『孫』とかなら演歌歌手を描く手もあるのですが、日本語の単語はあまりブレが無いので結構例外です……
あと、日本語ならではの問題で、象形文字から発達した表意文字を使用しているという点。
これは相談して決めてほしいのですが、お題の漢字を絵文字まで戻して分解して書く荒技もやれないことはないのです。
これは禁じ手にしたほうがいいでしょうね。
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