エッセンシュピールが来週開催となりますが、お国柄と言うこともあって、シュピールではゲーマーズゲームの方が窓口調査の点数が高かったりパーティーゲームはスルーされがちなんですが……
今回紹介いたしますのは夢をテーマにした連想系ワードゲーム、でパーティーゲーム、
私が夢みるとき
です。
ドイツドイツしたゲームだけが新作じゃないよ!
ぴったり収納、いいね!
プロモーションで宇宙にいったよ!
プレイヤーは順番に「夢みるひと」となって「寝ます(目隠しする)」。
他のプレイヤーはランダムに:
「妖精」見た夢のヒント(単語)を正しく言うよ!
「ブギーマン」見た夢のヒント(単語)を間違う方向で言うよ!
「睡魔」見た夢のヒント(単語)を正誤バランスよくなるよ言うよ!
……になります。
なお、必ず正体は1枚余り、お互いに何を引いたのかはわかりません。
まくら型のカバーでカードタイトルの一方を隠すのだ(上と下にお題がある)。次のカードが何かわからないぞ!
準備が終わったら夜スタート!
時間制限は二分!
時計回り順に他のプレイヤーはヒントを単語で伝えます。
A「結婚」
B(違う方に誘導してやろう……)「ハネムーン」
C「ホビット」
夢みる人「指輪!」
カードを即座に抜いて、夢があってたらあたりの側、外れてたらハズレの側に……
ただし、正解かどうかは夢みるひとにばれないように。
次の夢は「ナシ」か……
D「20世紀」
E「ギャング」
A(?! なんで?!)「果物」
B「乾燥」
C(あ、こいつブギーマンだ……)「長十郎」
夢みる人(だれ、それ?! ハズレ扱いでも仕方ない……)「パス!」
次が昼。
目隠しを外す前に、自分の見た夢の単語を使って、どんな夢だったかお話を作る。
夢みる人「髭そりをしようと指輪をはずしたら、雪原に落として、スコップで雪かきする夢をみた!」
ちがう。髭剃りじゃなくてカミソリだし、雪原と雪は違うのだ。
もし単語を全部思い出していれば夢みるひとは+2点!
サンドマンは正解と不正解の差が同じなら正解枚数+2点、正解と不正解の差が1以内であれば多い方の枚数ごとに+1点、正解と不正解の差が2枚以上なら、少ない方の枚数ごとに+1点となります。
写真は間違いだ。この場合差は1枚なので3点!
つまり……少ないヒントで当てればあてるほど点数は高くなることになりますので、誰が味方で誰が敵なのかの推理も大事。
点数の処理をしたら、夢みるひとが隣に移って、正体を配り直して次のラウンド。
こうやって全員が夢みるひとを1回ずつやればゲームおわり。
当てる人にとってはこの音しか情報が無いなか、当ててもらえる単語を選んで正解に導く、正解ではない方向にそらせる、誰のヒントを元にして答えを言うか当てる、という今までにない感じのコミニュケーションが斬新。
アートワークやデザインワークも美しく、プレイ人数も10人までと大人数に対応しており、これからの季節に重宝するパーティーゲームとしてお勧めいたします。
私が夢みるとき
プレイ人数:4-10人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
製作:Repos Production
デザイン:クリス・ダーサクリス
価格:4,500円+税
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