ペナルティありません。どんどん押してください『ルーム25(新版)』


基本的にゲームは出版物なので、再版されると内容が予告なしに変わったりするのですが、時には大きく改訂されたりします……
さて、本日紹介いたしますのはそんな版を重ねる人気ゲーム、
ルーム25
です。

内容については過去の記事をご覧いただくとして、今回は変更点をご紹介。

1)箱が大きくなった

いわゆる30cm×30cm箱。
パッケージアートもキャラクターの新デザインにあわせて書き直しが!

しかし、単にデカくなった訳ではないのだ!


なんか、箱浮いてる……


打ち抜きシートが収まっていない……つまり!


整理収容可能なインナートレイが!


こんな感じ。
……キャラクターのスロットはなぜか8人分。

ちなみにタイルサイズなどに変更はない。

2)キャラクターのデザイン変更!
前の怪しい感じもそのままに、どこかで見たような奴らに変更。
あと、あだ名からちゃんとした(?)名前に変更。


ケヴィン“K”は旧版では『オタク』呼ばわりでしたが、なんかガジェット使いになっておる……(`・ω・´)キリッ! って感じな。
なお、フランス語ではNerd、英語ではGeekであった。


マックスは……おまえ誰?
かなりな変更。つかお前飛行機苦手だろ!?
おそらく、前の『巨漢』は降板した。


フランクは前よりもイケメン化。ヒゲまで生やしておる。
でも「隣りにいなよ。全力でやってやるから」というフレーバーのセリフは死亡フラグにしか見えない。


エメットは旧版とデザインが変わっていないけど、どこかで見たようなポージングでどこかで見たような人っぽく……


ジェニファーは前の『ギャル』(英語ではBimbo……かなりひどい意味だよな)より狡猾さが増している感じに。


アリスは『少女』からのデザインの変更部分としてマントに目が行きがちですがそこじゃない!


なんでお前ルーズソックス履いてるんだよ! ちょっと前の日本の女子高生かよ!
つかなんでフランスのイラストレーター、ルーズソックス知ってるんだよ!

と……特別な能力は相変わらずありませんが、それっぽいフレーバーと名称とあいなりました。

因みに今回、裏は中文版。

フォントがスゴイ。
他にも英仏希西語入りだ。

3)フィギュアが新造形!


色分けされているうえに、造形が素晴らしくよくなった!
これでサイズは旧バージョンと変わりなし!
ただし、わざとフィギュアを間違えたふりはできなくなったぞ……

メモ:
なお、材質が(おそらく)折れにくいPVCになった半面『歪んで立たない!』と言うこともあるかとおもいますが、そんな時は熱湯でゆがいてください。
正しい形に復元したら、水につけてやるとOK。やけどに注意ね。
※同様の材質の他のゲームのコマ、フィギュア、ソフビ人形等にも応用が利くテクニックですので覚えておくとよろしいです。

4)ルールの若干の変更
小さな変更ですが……《協力モード》のプレイ時間が厳しくなっています。

キャラクターの人数に応じて
 4人 ― カウントダウン8から
 5人 ― カウントダウン7から
 6人 ― カウントダウン6から

これはきつい、のか、今までが楽だったのか?
なお旧ルールではどの人数でもカウントダウンは-8からです。

というわけで、かなり豪華な内容となったのが今回の新版。
まだプレイしたことが無いという人にはこの機会にぜひ、すでに持っている人もそろそろ旧版は傷んでる頃合かと思いますので買い換え用としてオススメいたします。

ルーム25(新版)
プレイ人数:1-6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:30分
製作:Matagot
デザイン:フランソワ・ルーズ
価格:4,800円+税