鉄道というものが生まれてから100年以上たっていますが、こう、何かオトコノコの何かをくすぐる成分が含まれているのか、その昔から趣味ジャンルとしてはかなり大きなモノで、昨今もブームとなっておりますのもご承知かと思います。
当然、ゲームとしても一大ジャンルを築いており、いろいろなタイトルが出ているジャンルです。
当然いろいろ似たようなタイトルが出ておりますが、こちらはデイズ・オブ・スチーム。
エイジではなくいデイズ。お間違いないよう。
ゲーム自体は『タイル配置で線路を引いて』、『物品を汽車で運んで点数にする』ゲームです。
わかりやすいことこの上ない。
プレイヤーが自分の番にできることは以下の行動です。
・タイルを一枚出す
この小さな町からタイルを配置することで鉄道網を作り上げていくのです。
やはり線路を引いていくタイプの鉄道ゲームはこれが楽しい。
この線路のつなげ方はいろいろ制限があるのですが、基本は必ず今ある路線に線路がつながるように配置すること。町が置かれたら品物が同時に置かれます。この品物を需要のある(同じ色の)町へ運ぶことで、点数を得ることができるのです。
また、鉄道を作るうえで重要なドル箱環状線を作ることも大事です。
こちらも作れば早い者勝ち7路線まで得点になりますので重要です。
・汽車を動かす
あと、この引いた路線を自分の列車を移動させるのも重要です。
鉄道を作って経営するだけのゲームもありますが、やはりその路線で列車を運行したくなるのが心情というもの。
しかも蒸気機関車は移動に蒸気を使います。蒸気を使えば使うほど、汽車は蒸気圧を失い遅くなります。坂を上るなどの場合はより蒸気を失います。最悪坂が上れません。
カーブは速度が出すぎているとダイスの目しだいで脱線する可能性があります。他のプレイヤーに先んじて品物を取りに行こうとするときは要注意です。
線路のタイルを置くことと、最初に受け取る石炭を焚くことでも蒸気圧は得られますが、もう1つのアクションで増やすこともできます。
・給水塔を使う
タイトルの通り蒸気機関車がテーマですので、給水塔も当然あります。
消費すると無くなる石炭とは違い、給水塔のあるタイルで1ターン使うと蒸気圧を得ることができます。
このようにして鉄道網を充実させつつ、荷物を配送していくのです。
タイルが無くなったり、先に誰かが13点を獲得してしまうとゲームは終わり。
割と短時間で終わって、駆け引きも面白く、だんだん成長する鉄道網を見てるだけで幸せになるそんなゲームです。
デイズ・オブ・スチーム(Days of Steam)
プレイ人数:2人~4人
対象年齢:12歳以上
プレイ時間:約45分
ゲームデザイン:アーロン・ラウスター
製作:Valley games
日本語ルール付き
価格:7,000円+税