死人の箱にゃ13人の獲物『ゾンビ・ダイス(Zonbie Dice)』


ゾンビ・ダイス私の中ではおかしなネタに走ったルールブックを書く三大メーカーのひとつ、スティーブジャクソンゲームズはスティーブ・ジャクソン(米)デザインの新作、
『ゾンビ・ダイス』を今回は紹介いたします!

ちなみに他の二社はウェストエンドゲームズとゲームズワークショップ。
ルールの中の駄洒落とか方言とか冗談とかどう訳すればいいのかと(笑)

さて、ゾンビ・ダイス。ゲームは簡単で、バーストしないようにダイスを振って点数を稼ぐ系統のダイスゲームです。
$GREED!」を思い浮かべていただけると良いでしょう。

チューブゲームは紙製のチューブのなかに、特製ダイスが13個入っています。
ダイスは緑6個、黄色4個、赤が3個で緑のダイスは『弱い獲物』、黄色のダイスは『普通の獲物』、赤いダイスは『強い獲物』です。
写真の目は、緑は”逃亡”、黄色が”脳ミソ”、赤が”ショットガン”です。

各プレイヤーはゾンビとなって、この獲物たちの脳を喰らい、先に13個食べることができたら勝ちとなります。

ダイス 逃げた! 喰った! 撃たれた!

自分の手番にふるダイスは、チューブの中からランダムに3個選びます。
一回にふることができるダイスは3個で、脳ミソとショットガンの目はキープ。
その後自分でこれ以上やめておこうと思うまで振りなおすことができます。
ただし、ショットガンの目が3個たまったらそれまでの脳ミソは全てパァ。0点で次の人に手番が移ります。

”逃げた”ダイス以外のダイスの補充は常にチューブの中から行いますので、チューブに残っているダイスの種類と数、すでに出てしまったショットガンの目の数、確保できた脳ミソの数を考えて、さらに押すのかそれとも降りるのかの駆け引きをしなくてはなりません。

手軽にプレイできてルールも簡単なゲームではあるのですが、勝とうと思うと運だけではなくそれなりに確立計算をしはじめるダイスゲームとなっております。
まぁ、得てして何も考えないで振る人に負けたりするのですがね!

ゲームとゲームの合間にちょっとプレイしたりと重宝するゲームですよ!

ゾンビ・ダイス(Zombie Dice)
プレイ人数:2人~
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:10分~20分
ゲームデザイン:スティーブ・ジャクソン(米)
製作:Steve Jackson Games
日本語ルール付き
価格:2,000円+税

ちなみにアメリカ本国でのメーカー推奨価格は
13ドル13セント。
品物の品番は131313となっております(笑)
さすが、スティーブジャクソン。

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