犯人は誰だ? 「ミステリー・エクスプレス(Mystery Express)」


ご無沙汰しております!
しばらく更新がございませんでしたが、今後はビシビシ新製品や発売済みの商品などのご紹介をしていきますのでヨロシクお願いします。

さて、今回ご紹介するのは、
ミステリー・エクスプレス(Mystery Express)
Days of Wonderの最新作ボードゲームです。

テーマとしては過去にもいろいろな出版社が挑戦してきたオリエント急行殺人事件ネタの推理ゲームです。
たまたま長期休暇のために乗り合わせた豪華列車で起こる殺人事件!
プレイヤーは列車内を限られた時間で捜査して、最終目的地であるイスタンブールに到着するまでに、
何時何処で誰が何故どのように殺人事件を起こしたのかを推理するのです!!

【内容物】
これがパリ発イスタンブール着の列車。ゲームボード上の下に配置されているのが運行表で、上に配置されているが列車内です。

乗車券と推理用のシートを受け取って乗り込むのです!
美しいコンポーネントがいやが雰囲気を盛り上げます。
キャラクターは全部で5人。どこかで見たことがあるような…

車掌
あとプレイヤーの操るキャラクター以外にも重要な乗客がいます。
車掌は車内をうろついていて、情報をくれるありがたい人。途中乗車のお客とともに貴重な情報源となります。

ゲームの開始時に、各2枚づつある容疑者や殺害方法、動機などの手がかりから、それぞれ1枚づつ、あらかじめ抜かれています。
この1枚ずつ足りない要素を、イスタンブールに到着するまでに推理しできるだけ多く当てるのがゲームの目的です。

【犯人は誰だ?】
●どこで?
何処で?喫煙車輌とか時代を感じさせる!
実際の展望車とクラブカーの違いがよくわからない。教えて、鉄の人!!

●誰が?
誰が?容疑者も国際色豊かだ。
インド人、英国人、スペイン人…誰も怪しい!!

●何故?
犯行に至る動機もさまざま。金、絶望、対抗心などなど…
動機不明?でも不明(Unknown)ってなんだ(笑)
えーっと、理由なき殺人

●どうやって?
どうやって?犯行の手口もいろいろある。実際は死体を見たらいくらなんでも死因はわかるだろとかはいわないこと(笑)
突き落とし殺人!←それにこれにいたっては
死体が車内で見つからない
と思うんだ!どうやって殺人事件を知ったんだろう?

●何時?
何時?犯行時間だけルール的には違っていて、それぞれ同じカードが3枚づつある。
3枚存在することが確認できたらその時間ではないってこと。
しかも、カードに書かれているのは、時間が文字盤に数字の無い時計の、針の絵だけなので大変だ!

車内をうろついて証拠を探せ!
ラジブさんはシロだな!!手札は7枚で、時間以外の手がかりが配られます。ほかにも車掌や途中乗車客などが手がかりを持っています。
時間以外の手がかりは2枚づつあり、正しい答えとなるカードは1枚づつ取り除かれているカードですので、
同じカードが2枚あることがわかったならその要素は『シロ』ってことになるのです。
このの手札だとラジブさんはシロ!

客室捜査!カードを調べるには、列車内を移動し、移動先の車輌で決められてる方法で、隣の人と手札を1枚交換したり、カードを1枚づつ隣の人に渡したりすることで、場に存在するカードを少しづつ見ていくことができ、何が1枚だけしか存在していないのか推理していきます。

捜査時間は4時間!これらのアクションは車輌によってできることが違っており、また使ってしまう時間も違います。持ち時間には限りがありますので注意!!

犯行時間だけは特別な方法でゲーム中に3回だけ、全員に一斉に公開されるのですが、おそらく一発では特定できないでしょう。
公開方法はだんだん簡単になるとはいえ、これは実際にプレイして、悶絶していただきたいところ。画像記憶力超重要

このようにして、、何時何処で誰が何故どのようにという要素を調べ、列車がイスタンブールに到着したとき、一番正確な犯人像に近いプレイヤーが勝者となります。
ちなみにこんな犯人でした。
犯人はお前だ!

簡単そうですが、実際にプレイしてみると、一筋縄ではいかないことがわかります。
カードは結構な頻度でプレイヤー間を点々移動しますし、犯行時間は枚数が多くて絵しかないので覚えられないし。

リソース管理などの難しい要素や、点数計算をしたりする要素がほぼ無く、純粋に記憶と推論のゲームなので、普段ゲームをしないような人を交えてのプレイがしやすいのではないかと思います。
かといって、まったく単純なゲームでもなく、プレイヤー間の駆け引きも存在しますので、熟練ゲーマーも楽しめるでしょう。
気の会う仲間と集まって、わいわいやるのにオススメいたします。

商品名:■ミステリー・エクスプレス(Mystery Express)
プレイ人数:3~5人 12歳以上
プレイ時間:60分から90分
製造元:Days of Wonder
デザイナー:Antoine Bauza & Serge Laget
価格:¥7,000+税

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