さて、ピクトマニア、ウォルナットグローブ開拓史に続き、今日最後に紹介するゲームはヘクスマップで木製のコマを桂馬とびで動かして、他の木製こまを盤上から取っていくチェッカーのような抽象ゲーム、
ヘクス・ア・ゴン
です。
たぶんアメリカゲームで抽象ゲームと言うこともあって、注目されていない度が高い気がするんで紹介するよ!
いや、ホントいいゲームなんですよ……
ちなみにこのゲームもタイトルは「ヘクサゴン」にしようと思ったら商標登録済み……
ゲームは簡単で……
こんな状態からスタート。
木製のコマを移動させて他のコマを取っていきます。
一度動かしたら、手番が終わるまで他のコマを動かすことは出来ません。
コマが取れる移動はこんな感じ。
所謂桂馬飛び。
飛べる限りはどんどん飛んで、どんどん取り除ける。
途中で止まっても良い。
取れなくなったら次のプレイヤーの手番。
取れるコマが無くなったらゲーム終了。
取ったコマの多いほうが勝ち。
他にも、ランダム要素を加える『宝石』のルールを入れると、ランダムに隠された宝石の特殊能力がゲームに変化を与えます。
以上。
簡単でしょ?
でもこれが、コマの絶妙なサイズもあってか、パズル的な楽しさも合って結構病みつきな感じになります。
しかも数を取るだけじゃなくて、次の手番の人には損を押し付ける取り方を考えないとね!
例えば、コレ、何個取れると思う?
Twitterアカウントを持っている人は答えを上のボタンからツイットしてみてね。
この『最適手が何か』を探すパズル的な感じが新鮮で、テストプレイをした当社のFF-TCG開発チームも一時はまってました。
当然ダウンタイムも長いのですが、逆に他のプレイヤーの手番中に色々考えても無駄なゲームでもあるんで、逆にでーんと職場の共有テーブルにボードを置いて、一手打ったら次のプレイヤーを呼ぶ、という遊び方をしてたりもいました。
コレが結構はまる。
ご家庭だと家事をしながら対戦とか、ゆっくりまったり『ながら』で遊ぶのにはこの遊び方はかなりオススメ。
特に、ゲームに普段なれていない人には入りやすいゲームなので、一般人を引き込む最初の一歩としてオススメ。
もちろん抽象ゲーム普及のためにも、抽象ゲーム好きの人は布教用買っておこう。
ヘクス・ア・ゴン(Hex-A-Gon)
プレイ人数:1-5人
対象年齢:13歳以上
プレイ時間:15-25分
制作:Catalyst Game Labs
価格:5,000円+税
さて、来週は『アウトポスト』と『祈り、働け』が出荷となります……