No one wants to be eaten『ゲット・ビット!(Get Bit!)』


最後に、海辺でのプレイをオススメしようと思ってすっかり忘れて夏が終わったいまさらな
ゲット・ビット!(Get Bit!)を紹介します。

プレイヤーは海に放り出された要救助者。
後ろにはサメが迫っており、サメより早く泳ぐか、他の溺者よりも速く泳ぐことで命だけは助かろうとします。
ちなみに、初版はちゃんと人間と言う設定でしたが、最新版は教育的配慮からかロボットと言うことになっています。



ゲーム自体は非常に簡単なバッティングゲーム。

プレイヤーはそれぞれ1~7までの数字のカードを受け取り(プレイ人数で調整アリ)、自分のフィギュアを一列に並べて一番後ろにサメを置きます。

カードを1枚選んで一斉にオープンし、低い数字のカードを出した人から順番にフィギュアを先頭に動かします。

ただし、同じ数字を出している人が他にいたら動けません。

使ったカードは捨て札になり、回収されるまでその数字は使えません。

全カードの処理が終わったら、最後尾のフィギュアはサメに襲われ、手足のいずれか(HPみたいなものですな。両手両足で4HPあるようなもの)を失い(フィギュアからはずしましょう)、先頭に動かします。
手足がなくなったら、脱落です。サメー!

使ったカードを回収できるのは、
 1)手足を食われたとき
 2)ターンの最後に手札が1枚だけになったとき

のいずれかで、全てのカードを回収します。

コレを誰か1人が生き残るまで繰り返します。
以上、ざっくり。

実にシンプルで、見た目もわかりやすいのですが、ふつーのバッティング・ブラフゲーム。
しかし、何がすごいかと言うと……

<1>耐水性
PP加工が普通よりしっかり。カードはカット部分からは水がしみこみますが、表面であれば結構丈夫なPP加工がされているのでとっさの水は拭いちゃえばたぶんへいき。BOXのPPも丈夫だよ。
(完全な耐水性はありません。水周りで遊ぶのは自己責任でね。)

<2>ブロックフィギュアが6体も
KUBRICKやBE@RBRICKStikfasなどのブロックフィギュア好きにはちょっとオススメ。
しかも、おそらくはこのゲームオリジナルのサメフィギュア。

アゴも稼動します!

ブロックフィギュア好きならこのサメフィギュアのために買うまでありじゃなイカ!

なお、もう少しデキの良い可動フィギュアは、日本だと容易に入手できますが……

たとえばこんな感じでミ○さんの手足をもぐなんて、とてもできないよね……
でも、ブロックフィギュアなら手をもいだり、足をもいだりしても気がとがめませんよね!

ロボットだし!!(ポリティカル・コレクト)

簡単なのと、耐久性がボチボチあるコンポーネントなんで、浜辺とかでプレイするのもいいかも。

サバイブ!:ゲット・ビット!(Get Bit!)
プレイ人数:2~6人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:約20分
ゲームデザイン:デイヴ・チョーカー
製作:メイデイ・ゲームズ
価格:3,400円+税

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