産業の時代の前回の説明で、どう考えても文章だけでは判りにくいので写真を併せて説明してみる。
ちなみに、日本語版のほうがなぜか画像がしゃっきりしている。
英語版はなぜか眠たい画像を使っている。
日本語版お勧め。
ディスプレイはこんな感じ。
左端から作っていくことができる。
これは「開発」でレベルの低いタイルを捨てないと作れないもの。
今度は商品も作ろう……お金と資源が必要だ。あとカードね。
作った場所から鉄道でつながっている炭鉱などから必要な資源を消費する。
乗っているキューブがなくなったらタイルを裏返してディスプレイに書かれた収入になる。
この場合青のプレイヤーにも収入が。できれば自分の鉄から消費したいところ。
炭鉱は$4に。投資$1で$4リターン。あと、石炭コマは建設資材にもなった。
工場と港なども同じく……工場の商品を「売る」ことで港から「出航」する……イメージ。
両方とも裏返しにして、ディスプレイにある金額を受け取る。3
ざっくりはこんな感じ。
コレを何も開発されていない状況からプレイするのですが……
どうしたら儲かるんだ!
と悩むゲーム。
基本建設したものは資産となって、最後の得点になるんだけど、石炭と鉄がないと作れないし、国内から引っ張れない場合は海外から買わなきゃダメ(結構高い)し……海外の需要があるときには勝手に鉄や石炭が輸出されちゃう場合もあるし(金になるからいいかも知れないけど、タイミング次第だねぇ)。
産業のタイルはアップグレードもできるので、使い果たしたりいらなくなったら新しいものに立て替えてしまうのもよいのでしょうが、最後の資産としては捨ててることにもなるんだよね。
と言うわけで、どう考えても「ガチでカツカツ」な本格的な経済ゲームです。
システマチックなルールなので覚えると簡単ですが、その分自分の一手が難しいというか、次のラウンドの順番とか気にしつつ(出資額で順番が決まるのですが、これが結構いやらしい……)出費を考えたり収入を考えたりと、いろいろじっくり考えないとまともに収入は得られなさそうです。
と言うわけで、こんな感じでゲームの前日に、システム的にどうやって動くのか、盤面にコマならべて軽く動かしてみておくことをお勧めします。
ああ、勝ち筋に関しては……オラいまだにまったく読めねぇorz
産業の時代【日本語版】
プレイ人数:2~5人
対象年齢:13歳以上
プレイ時間:約120分
ゲームデザイン:マーチン・ウォレス
日本語版販売:ホビージャパン
価格:6,000円+税