8月も終わりにさしかかっていますがまだまだ暑いそんな時期、クーラーの効いた室内でチャチャッと遊べるお手軽カードゲームを紹介します。
モジョ
ルールはとてもシンプル。手札のカードをプレイし、失点をなるべく少なくするというもの。
モジョカードを「0」面にしてテーブル中央に置き、各プレイヤーに8枚のカードを配り、山札の1番上のカードを捨て札山に置いたら準備完了! ちなみにスタートプレイヤーは一番若い人です。
カードは5色あり、数字のレンジで色が変わります。青0/1、緑2/3/4、黄5/6/7、橙8/9/10、赤11/12です。数字が大きいほうが枚数が多くなっています。
各プレイヤーはモジョカードの矢印の順番にカードをプレイしていきます。開始時は「0」面なので時計回りですね。
プレイヤーは手札からどのカードでも1枚プレイできますが、プレイしたカードの数字によってその後の挙動が変化します。
プレイしたカードの数字が捨て札山の一番上のカードと比べて・・・
低い→特になにもなくあなたの手番は終わります。
高い→カードを1枚引きターンを終えます。手札が減りませんでした、残念。
同じ→これは手札を沢山減らせるチャンス! もう一度カードをプレイすることができます。プレイしたカードがまた同じ数字ならこれを繰り返します。最終的には違う数字のカードをプレイし、その時の挙動に従います。最高に上手くいってれば手札が0枚になっていることもあるでしょうが、まぁ、そんな幸運はなかなか訪れないはずなのです。
そんなこんなで手番を回していき、誰かの手番終了時にそのプレイヤーの手札が3枚以下になるとラウンド終了フラグがたちます。どきどきのモジョタイムの始まりです! 手札が3枚以下のプレイヤーはカードを伏せて、以降手番が回ってきたときにはカードはプレイしません。その代わりに伏せてあるカードの中から1枚を選んで表にします。手札が3枚以下になったプレイヤーは全員このモジョタイムのルールに従ってください。
そして誰かが最後のカードを公開するか、誰かかが1度にすべてのカードをプレイするとラウンドが終了します。そのプレイヤーはモジョカードを手元に置き、全プレイヤーは得点フェイズに進みます。
モジョタイムに手札を伏せていなかったプレイヤーは手札のカードを、伏せていたプレイヤーはまだ表にしていないカードを公開して得点、というか失点を計算します。
まず、色をチェックします。色の中で一番大きい数字を得点します。この場合は緑3,4と橙8、9とあるので緑4点橙9点ですね。次に得点対象の数字の枚数を確認します。もし複数枚あってもそれは1枚のみ得点されます。この場合は9が3枚もあって驚異の失点と思いきや9点で済みます。
なのでこの人の最終得点(失点)は1+4+9で14点です。
そして一人だけはモジョカードを持っているのでその人の得点を確認しましょう! もしその人の得点が他のプレイヤーの得点以下なら… おめでとう! 幸運なことにその人のこのラウンドの得点は0です! ですがもし一人でもモジョカード持ちよりも低い得点の人がいた場合はモジョカードの「+10」面を表にして失点に+10します! 悲惨!
そして各プレイヤーはスコアシートに失点を書き留めましょう。もし誰かが50点を超えていればそこでゲーム終了、その時点で一番失点の少ないプレイヤーが勝利します! この場合は12点の人ですね、おめでとう!
もしそうでないなら新たなラウンドを開始しましょう。手順は最初のラウンドと同じです。
ルールはとっても簡単でプレイも簡単。でも手札の残りを上手くコントロールするなど結構戦略性の高い一面も持つこのゲーム。モジョタイムに突入すると、時間制限がかかることによりドキドキが加速するのもこのゲームの魅力。
秋の夜長に備えて『モジョ』をチェックだ!
モジョ
プレイ人数:3-8人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:30分
製作:The Flying Games
デザイン:Antoni Guillen
価格:2,400円+税