かくれんぼするのによいところ『フォレストシャッフル』


ここ最近のゲームのテーマトレンドである「エコ」テーマですが、そのなかでも森林での生態系を作るのは、最近注目のテーマなのですが……

フォレストシャッフル

もそんなヨーロッパの森林で生態系を構築していく手札管理とカード配置ゲームとなっています。
ちなみにパッケージは版元提示の3パターンのうちから選ばれたもの。

ゲームの目的は多様性に富んだ=点数の高い森林を作り上げること。
人数によって使用するカード枚数は異なります……使わないカードは箱に戻す。

山札の下1/3に《冬》カードを2枚加え、


その上に《冬》カードを1枚加える……


残るカードはその上に(ゲーム終盤になると《冬》が来るのだ)。

中央に空地ボードを置き、捨て札の場とします。
各自洞窟カード1枚と手札6枚からゲームを始めます。

これで準備おしまい。山札準備以外がカンタン。

手番には;

山札と共通のカード捨て場である「空地」から合計2枚のカードを引く……

山から2枚でも……


空地と併せて2枚でもOK。

もしくは手札から必要なコストの枚数だけ表向きで「空地」にカードを捨ててカードをプレイ(配置)して行きます。

《ブナ》は左上に書かれているコストは「1」なので、カード1枚を空地に据える必要があります。どの手札を捨てるのか……


《ウリボウ/オオヤマネコ》を捨てよう。
捨てたカードは他の人が引いてしまうかもしれませんので、他のプレイヤーが何を欲しがっているかはよくよく確認を……


なお、樹は配置するたびに、山札から1枚空地にカードを置くことになります……動物が空地に集まっている(《ズアオトリ/ヤマアリ》が山札から置かれた)?

樹に関しては自由に出せますが、そこに住む生物は別。樹以外の動物や植物は、先に樹が出ていないと出すことができません。

「樹」の上下左右のカード枠には、動物や植物や茸のカードを配置しますが、これらのカードは上下、もしくは左右で分割されており、いずれかを差し込む必要があります……差し込んで隠れた側はゲームから消えたことになります。
つまり、樹がないと動物なども増やせない。

「樹」が引けない場合はカードを裏向きでプレイすることで「苗木」として使うこともできますが、8種類あるどの樹とも扱いません。

カードには様々な効果やボーナスが記されている場合があります。

《ブナ》は山札からカードを1枚引く。

ボーナスは双眼鏡アイコンで記されていて、コストを個の色だけで払うことで発動します。
《ナラ》のコストは「2」なので、全部をこの色で払うとボーナスが発動……もう1手番行えます。

なお、「空地」は他の人もそこからカードを引けるので、下手なものは捨てるわけにもいかないのは前述しましたが、加えて手番の最後に「空地」にカードが10枚以上あったらそれらをすべて箱に戻します。

つまりゲームに登場しなくなるので、よくよく考えてプレイしなければなりません……後で拾うつもりで捨て札にしたカードが、他のプレイヤーの巣手札により流されてしまう場合もあるのです!

(一応ボードにリマインドのためのアイコンがあります。)


だんだんカードが増えていく。
一度配置したらそのスロットからは動かせませんが、ゲームプレイ上整理整頓したほうがよさそう。

ゲームでは、ひたすら手札をやりくりし、他のプレイヤーの森の成長度合いを気にし、空地に出てくるカードに目を光らせつつ下手なものを放流しないようにして自分の森を育ってていきます。いくつかの大きな「高得点への道筋」があると思うのですがままなりません……そして山札の最後の1/3には、3枚の《冬》カードが含まれているのですが、《冬》カードを3枚引いたら即座にゲーム終了。

自分の森の点数(ドングリで表記)と洞窟に置かれたカードの枚数を数えて点数が多い人が勝者……当然、生態系的に多様性を満たすと点数が入るっぽいカードなんかがある。

カードそれぞれに点数条件があるのでカウントするのは慣れるまで大変かも。
《ノロジカ》はブナアイコン1個につき3点で24点、《オオカミ》はシカアイコン1つにつき5点で25点、《ダマジカ》はシカアイコン1つにつき3点で15点。《ウサギ》は同じ枠に何羽いてもよく、1枚につき4点なので4枚だと各4点、全部で16点……などなど。

洞窟は《ヒグマ》などの特定の動物でカードを下に入れることができるのですが、入れたカード1枚につき1点になりますが上の例では洞窟を使う動物はいなかったので0点。

ゲーム自体のルールはさほど難しくないのですが、手札の管理と、どの樹種と動物で自分の森を育てるかという計画性が高得点には必要となるでしょう……
かといって、手なりでプレイしても(勝敗はともかく)森は育っていくのでそれはそれで楽しいので、ガッツリプレイする向きではない方でも十分楽しめるゲームとなっています。
プレイもしやすく手軽に遊べるカードゲームとしてオススメいたします。

フォレストシャッフル
プレイ人数:2-5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:60分
製作:Lookout Spiele
デザイン:Kosch(コッシュ)
イラスト:トニ・ロベ、ジュディ・ピエラ
価格:4,500円+税